人生は残酷だ。格闘技も残酷だ。誰もが残酷の中で闘っている。
日本の格闘技界はいろいろなことがありすぎた。
本書は2006年6月の“フジテレビショック”から2009年10月の『DREAM.11』まで、kamiproの携帯サイト（現『kamipro Move』）で掲載した格闘技コラムを一冊にまとめ、この約3年半の期間に格闘技界で行なわれた試合や事件などを通して“新時代格闘技のミカタ”を提唱するものである。
ミカタは見方であり、味方だ。やっぱり格闘技はおもしろい！　本書を読めば、あらためてそう思えるはずだ。

【おもな内容】
◇2006年 混沌期
フジテレビショック／UFCの台頭／青木真也登場／PRIDEアメリカ進出／桜庭和志vs秋山成勲 など
◇2007年 沈黙期
PRIDE買収／ミルコ金網の悪夢／魔王誕生／格闘大連立／三崎和雄の説教 など
◇2008年 再編期
DREAMと戦極／黄金のライト級／消えた秋山成勲／UFC帝国の熱狂／桜庭和志vs田村潔司 など
◇2006年 葛藤期
魔王、UFCへ／青木真也騒動記／魔裟斗引退／UFC100／DREAMは『HERO’S』か など